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狭心症とシルデナフィルについて


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クエン酸シルデナフィルを発見したのは、アメリカのファイザー社の下で働く研究陣たちです。ファイザー社と言えば、アメリカでは大手製薬会社に数えられる企業。薬局に行けば、この会社の青いロゴの入った薬の箱をよく見かけます。さて、このファイザー社ですが、このED治療効果のあるシルデナフィルを開発した経緯が少し変わっています。それには、思いもよらなかったと言う表現が適しているかもしれません。

ファイザー社がこのシルデナフィルという成分を利用して製品化しようとしていたのは実はED治療薬ではなく、狭心症の治療薬であったと言うこと。目的が当初は全く違ったものだったと言うわけです。心臓治療がなんでまたEDという、ちょっと考えただけでは、全く関係ない部分の治療と結びつく事になったのだろうか。

icon_arrow 狭心症治療

狭心症は、心臓につながる血管の中がいろいろな理由で細くなるなどして、心臓に充分な血流が流れなくなって、急に胸が苦しくなる、また胸の痛みなどとして感じる病気だとの事。血管の狭窄がひどくなると、心臓の酸素不足などが併発し、心筋梗塞にもつながる軽視できない心臓の病気の一つなのだとか。ですから、血管拡張作用のある事がわかっているシルデナフィルは、狭心症治療に有効であろうとの想定のもと、臨終試験が行なわれていたなかで、シルデナフィルのED治療効果が発見されたという事なのです。

シルデナフィルを試験的に服用して、狭心症の治療効果を確認していた男性患者の中に、シルデナフィルを呑み始めてから、体に変化が生じ始めたわけです。それが、EDの症状の改善効果だったというわけです。その時の狭心症の患者さん全てが、EDの罹患者であったわけではもちろんなく、普通に問題のなかった方もいたわけですが、そんな人達にも、シルデナフィルの薬の効果が明らかに感じられたと言う事のようです。

肝心の狭心症の治療効果の方はと言うと、それ程芳しい効果を見ない中で、「EDが改善された!」「勃起の具合が違う!」とそんな報告が少しづつ患者さんの中からあがってくるのを受けた研究陣が、シルデナフィルの研究目的を狭心症治療薬からED治療薬に変えたのだと言う話は、今ではこの世界でよく知られた有名な話となっています。

icon_arrow 狭心症薬シルデナフィルのED治療効果

これによって、1998年にファイザー社がバイアグラと命名して発売されたのがシルデナフィルと言うわけです。バイアグラは青いダイヤモンドの形をしていますから、ブルーダイヤモンドとも呼ばれ、強力なED治療薬、1錠呑むだけでEDを治療する薬、画期的な治療方法とその効果で、世界を驚かせる事になったのがバイアグラだったわけです。有効成分にシルデナフィルを含むバイアグラは、このように、世界で初めて発売された、「服用タイプのED治療薬」、ED治療の現場に大きな革命を起こした、まさしく革命児的な薬となったわけです。


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