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女性用バイアグラは興奮剤?


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2013年の4月に、アメリカのABCニュースが女性用バイアグラについての記事を、オンラインニュースの中で取り上げていました。その中で、男性のED治療薬であるバイアグラが、男性のそれをそうさせるように、女性の性生活を向上させる働きがある事が研究結果からわかったという内容の話でした。それと同時に、女性用バイアグラに、精神的な性的興奮の増加作用を求めるのは間違いであるとも言っています。つまり、女性用バイアグラが女性を興奮させる薬であると思ってはいけないという説明なわけです。

ニュースの中で扱われていたのは、Bermanセンターのディレクターでありシカゴのノースウェスタン大学の教授でもあるローラ・バーマンさんと、ロスにあるUCLAメディカルセンターの女性の性の問題を扱う研究所のジェニファー・バーマン博士が共同で行なった12週間の研究結果です。

女性用バイアグラの研究結果

  • 女性用バイアグラは女性の局所の血流を改善する
  • 女性用バイアグラが局所の感受性を高める
  • 女性用バイアグラはオーガズムを高める働きが期待できる
  • 女性用バイアグラは女性の不感症を改善する働きが期待できる

女性用バイアグラと女性の不感症


女性の不感症と言うのを見てみると、性行為の時にただオーガズムに達しないというだけでなく、具体的にいくつかの症状を見ることだできるのだといいます。例えば、膣の乾燥、感覚の喪失、性器だけではなく胸や乳首、体の各所の感受性の欠如といったものがあると言います。

女性の中には、冷え性の女性が多い様に、血液の循環の悪い女性の場合、体の局所への血液の流れも当然悪いという事になります。寒い冬の日に、手足が寒さで血があまり巡らなくなると、手足の感覚がなくなってくる感じがありますね。それと同じ様な事と考えると分かり易いかもしれません。これから考える事ができるのは、局所への血の循環がよくない事から起こる不感症がある可能性です。

実際に、このニュースで取り上げられた研究は、不感症を訴える閉経後、または子宮摘出手術を受けた女性200人あまりに対して行なった12週間にわたるもので、この時、バイアグラの50mgの錠剤と、バイアグラではない別の薬を服用した結果から、バイアグラを服用した不感症で悩む女性のほとんどが、性行為の時に何らかの変化を感じているとの事でした。

その変化の中には、局所が潤滑になる、興奮の度合いが高まる、何らかのオーガズムが得られるというものが含まれているとの事です。


女性用バイアグラの有効成分


バイアグラの有効成分は、血管拡張作用のあるシルデナフィルです。シルデナフィルは体に取り込まれると約4時間ほど体の中の血管、局所周辺の血管を拡張する働きがあります。血管が広くなるという事は、一度にたくさんの血液が循環するようになるという事です。血の巡りがよくなると、例えばお風呂上りがそうであるように、体が温まってほてってくる感覚があります。そうなると体の感受性も高まるということなのだと思います。つまり、血行をよくする女性用バイアグラに、女性の性機能の改善、不感症の改善、オーガズムの向上を期待できるという研究結果なわけです。

ただ、女性の性欲減退や不感症の原因が、上記の様な体の機能的な面から来るのではなく、パートナーとの関係や、二人の気持ちの問題などの精神的な面からくるものである場合は、女性へのバイアグラの効果が、上記のように得られない場合が十分に考えられるという事、また、女性がバイアグラを服用したからといって、突然自動的に興奮するのではないという事を知る必要があります。


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